一週間、過去へと正真正銘のタイムスリップの旅。
寺や神社の塀を乗り越え、手探りながら平安時代へ。
6世紀初期に、まだ若い女性作家、「紫式部」によって執筆された、文学界の傑作、日本の想像世界のオリジナルとも言える「源氏物語」を追う旅。
将軍世界の、洗練された雰囲気の中で巻き起こる、源氏王子の恋愛物語。
孤独と難航を繰り返しながら、ずいぶん年の離れた若娘へ、彼が恋に落ちるまでの、複雑で洗練された物語だ。
絶対的なものを模索する中で起こる、綺麗で、悲痛で、現代的な物語。
明日は、京都のうまい店をご紹介。
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