アラン・デュカスが、マンハッタンで戦闘を再開したようだ。
現場はいったいどんな状況だろう。
5番地と55番地の交差点にある、セントレジスホテルに門を構えた「Adour アドゥール」についての新情報を公開。
話を要約すると、このフランス人シェフはすでにここで痛い目に合った経験がある。Hotel Essex Houseでの、大惨事。
料理が凝りすぎていると評価された上、野蛮な価格も駄目押しして、ニューヨークのガストロノミー界からずいぶんと反感をかったことが原因だった。
なんとか5年も続いたけれど、結局シェフは断念せざるをえなかったという訳。
その名の通り、ミックスがコンセプトの「MIX」も失敗に終わった。
「Adour」 は 「Essex House」より手が届く感じで、ワインを中心に料理が進められる。(パリのどこかのレストランと同じ?)
さて、客はそれについてくるか。
飛行機のチケットを手配しているあいだに、とりあえずはネット上で見つけたコメントをご紹介。
Essex House を滅多切りにしたニューヨークマガジン。
料理の明細とコメントはこちらから。
デュカスの野望について延々と綴られたアレックス・モリスの掲載記事はこちらから。
ニューヨークタイムスは、バーのディーテイルを綺麗な写真とともに掲載。
ニューヨーク・ディリーニュースのダニエル・フリーマンの批評はこちらから。
そして Adour のサイト。ちょっと簡潔すぎるかもね。
もっと他に追求できるところがあるに違いない。でも、今回は皿の上の評価だけにとどまることとしよう。
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