大阪に来ると、この店のことばかりくどくどと繰り返して話しているようだが、真剣、日本で僕が大好きなレストランのひとつだから仕方がない。
デヴォの音楽グループのボーカルみたいな雰囲気をもつナカムラさんは、繊細な料理を展開させ、料理の仕上げには、こちらがお手上げになるくらいの光景を作り上げる。
小鉢にもられた小さな料理は、食欲を熱狂させるさせるようなメトロノームと共に運ばれてきた。
水分が保たれた新鮮な野菜、素晴らしい真珠光沢もしくは壁に頭をぶち付けたくなるようなすごい魚。写真のひっくり返った鯛の香ばしさは最高だった。
店を後にした僕は、時差ぼけもあったものの、幸せすぎてうっかり電柱に抱きつくとことだった。
はしごをする予定だったことさえ忘れてしまってたくらい。
で、この後どうなったかって?
次回をお楽しみに。
Photos/F.Simon
コメント