フィリップ・ピキエ出版から発売されたばかりのこの絵本はどうしようもないほどいい仕上がりだ。
もし東京を少ししか知らないか、まったくご存知ないようだったら、おかしな次元でこの町が発見できる。
文学の急流とでもいえる、すごいクロッキーや道端の風景が盛りだくさん。
著者はかなり滑稽なタイプらしく、日本での生活についてのインタビューをこう語る。
「フランスに帰国してから、よく”中国はよかった?”って聞かれたよ。だからぼくは”日本人はサービス精神に長けた人たちだったよ”って答えたよ。」
こんなにずっしりした本が24ユーロは安いでしょう。
Tokyo Sanpo
Photo/F.Simon
コメント