新世界百貨店のなかを散策していたら、2階のフロアーで15件ものレストランが肩を並べるフードガーデンにたどりついた。
お昼時には優しくていい感じの雰囲気がただよう。
そこで僕は、ひとつまみのウォンでちょっとした晩餐を頂いた。
寿司、バーベキュー、そして永遠に降り注ぐ野菜や根菜は、韓国料理を青春期の情熱源とでもいえるものに仕上げている。
こんなに健康に気を配った料理は、地球上に2つとしてないだろう。
たしかに寿司はちょっと元気がなかったけれど、全体を見ればなんて上機嫌。
細い箸でいただく夕食が今夜僕らを待っていることも含めて、ようやく光に近づいてきた気がした。
Photo/F.Simon
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