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結局、スークにあるこの路地に、もう少し残ることにした。
その時、一組のカップルがドライに言い合いをしていることに気がついた。
道ばたでの出来事は興味深い。
もしバスが路上で故障していて、歩道には野次馬が3人いたら、その中には、必ず僕が含まれていると思ってもらって間違いない。
僕はその場にとどまった。不謹慎からではなく、魅惑されてしまったからだ。
てんとう虫と、そのカップルと、セピア色の雰囲気。
あなたならどうしますか。
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Photos/F.Simon
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