今回のリヨン散策は、本当にその甲斐があった。地方料理を作る日本人が経営する、このレストランみたいな店を新発見できたのだから。文化が華麗にフュージョンするのは、大抵こんなシチュエーションにおいてであろう。
機転と恍惚のみが目についた。
今回の旅の中でも、屈指のレストランに入るに違いない。すばらしい料理とアキラ・ニシガキの豊満な敏感さ。ジロル茸とグリルされた鴨肉、ゆずの香りのマサラソース。こじんまりして応用の利いたレストラン特有の、愛らしい接客と落ち着いた内装。
L'Ourson qui Boit
23, rue Royale - 69001 Lyon
Tel : 04 78 27 23 37
日曜休み コース14ユーロから
Photo/F.Simon
コメント