この日は、雪がたくさん降っていた。パリのレストランでは、予約キャンセルの電話が、なりやまなかったに違いない。
しかし、ぼくらは、クラピロン通りに新しくオープンしたレストラン「シケッチ」へと足を運んだ。開店前から、料理評論家たちの間で噂されていたレストランだ。
まずくはないが、感動もしない料理。レクスプレス誌の料理評論家、フランソワ=レジス・ゴドリーが既に話していたのが、納得できる。少量で運ばれてくる料理は、自分で選べないお任せメニュー。小さな料理で構成されたメニューのリズムを崩さないためにか、メイン料理には、同じものが2回に分けて運ぼれてきたのには、冷笑してしまった。サルディーニャ島のニョッキ(18ユーロ)を頼んでも、半分の量が2回に分けて出てくる。
これは今最もひねくれたアイデアだろう。しかし、アトリエ・ジョエル・ロブションをコピーしたようなこの店の空虚感を確かめるには、いい機会だった。グラスワインが14ユーロ!だから、この店を後にして、一つ確かなのは、もう二度とこないだろうってことだった。
Cicchetti
20 rue Clapeyron
75008 Paris
Tel : 01 45 22 45 15
Photo/F.Simon
しかし、ぼくらは、クラピロン通りに新しくオープンしたレストラン「シケッチ」へと足を運んだ。開店前から、料理評論家たちの間で噂されていたレストランだ。
まずくはないが、感動もしない料理。レクスプレス誌の料理評論家、フランソワ=レジス・ゴドリーが既に話していたのが、納得できる。少量で運ばれてくる料理は、自分で選べないお任せメニュー。小さな料理で構成されたメニューのリズムを崩さないためにか、メイン料理には、同じものが2回に分けて運ぼれてきたのには、冷笑してしまった。サルディーニャ島のニョッキ(18ユーロ)を頼んでも、半分の量が2回に分けて出てくる。
これは今最もひねくれたアイデアだろう。しかし、アトリエ・ジョエル・ロブションをコピーしたようなこの店の空虚感を確かめるには、いい機会だった。グラスワインが14ユーロ!だから、この店を後にして、一つ確かなのは、もう二度とこないだろうってことだった。
Cicchetti
20 rue Clapeyron
75008 Paris
Tel : 01 45 22 45 15
Photo/F.Simon
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