おかしなことに、この紀行ガイドブック出版時、その世界の人間から非難の声が耐えなかった。
アラン・デュカス贔屓がその原因だった。
たしかに。
彼のレストランでは会計がよくただだったらしい。
倫理にすこし傷が入っていた。
しかしその一方でこのガイドは、おもしろいくらいうまく構成され、魅力があって、機敏で、方々でのリスクに立ち向かっている。
開拓という名の本当の仕事と、このガイドブックから誕生した現在のスター(ラバネルは2年前に、既に登場)たち。
果汁に富み、影響力をもって、著者陣が200ものさまざまなレストランをしっかり選んでいる。
2008年の超クリエーターは、モアラックスのベンジャマン・トールセルらしい。
OMNIVORE
Éditions de l’Épure
24 euros
11月末発売
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