いいレストランを見つけた。みなさんの好みにも絶対に合うと思う。もし僕がこの近くに住んでいたら、僕用のナプキンリングを作ってもらえていたに違いないくらいだ。
うまくて温かくて、この店こそレストラン業界と和解できる場所。15席足らずの店内は決して広いとは言えないが、なんと感動的なこと!
この日は仔羊の肩肉と人参の透明感ある一皿を頂いた。慎重に加熱された仔羊と人参、少しの玉ねぎに、料理を壊さないソース。
単にそれを尊重して、よじ上りすぎず、カラフルな剣でむなさない料理。それ自身がもつ表現や軌道に耳を傾け、もしろその仲裁に入った料理だ。
1つのレシピはそれが進むべき道を歩まなければならない。残るものは虚栄心だけだといえる。
写真の前菜は、透明感のあるズッキーニとモッツァレラ。
フェデリカとファブリツィオが僕らの食欲を横目で見張る。
仔羊の肩肉の料理が運ばれた途端、「セルフィーユと一緒に召し上がられますか?」との一言。
まもなく、ちぎりたてのセルフィーユが運ばれてきた。
1人30ユーロから。
Caffè dei Cioppi
159, rue du faubourg Saint Antoine - 75011 Paris
T. 01 43 46 10 14
土日と月火の夜休み
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Photo/F.Simon
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