コスト兄弟が経営するレストランの銀河について好評ばかり話していたら、かなり痛い目にあった。
ティエリー・コストのレストラン「ジョルジュ」にて。
まずは、土曜の夜に6人で入れたはずの予約が記録されておらず、19時30分入店なら大丈夫ということで、なんとか救われたものの、ここからが災難の山。
パンがこない、水もこない、料理はおそい、ポテトフライまで悲惨。
客なのに、こっちが必死で店員を呼ばなければならない大仕事。厨房に入って、自分で卵焼きでも焼いたほうがましなくらいだ。
その上、ウェイターをどなりつける責任者はヒステリックで、「このテーブルは誰が会計したんだ?」と客の前で大声をあげる始末。
そうしているうちに、あるテーブルは支払いを済まさずに席を立とうとしたり、またあるテーブルは隙間風がきついから席を変えてくれといってきたりと、てんてこ舞い。
幸いにも、僕らのテーブルは上機嫌を保ち続けていたが、煙の出る伝票を考えても、実にいただけない話だ。
Centre Georges Pompidou
T. 01 44 78 47 99
Photo/F.Simon
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