ほらまた最悪なレストランにやってきた。「デュゲイ・トゥルーアン」。
技術的には真剣さが見られ、まじめなディナーシーンには完璧だろう。この海岸沿いで一番ましなレストランに違いない。
そんな面ではいうことなしだ。
しかし、僕が案内されたテーブルが最悪だった。トイレと玄関を行き交うすきま風の中での食事!こんな悲惨なテーブル席は大抵大きな花束を飾って匂いを中和させるのが通常だろう。
確かに僕は、いい本(この日は例のジム・ハリソンの本)と優しい料理さえあれば、動揺させえられずに食事ができる習慣が身に付いてきたとはいうものの。
昨夜同様、海岸を通ってホテルにへ戻った。何たる歓喜!
明日はサン・パオロへむけて再出発。もっとすごい歓喜が味わえるに違いない。
Duguay Trouin
26, quai Jules-Sandeau - 44510 Le Pouliguen
T. 02 40 42 32 05
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Photos/F.Simon
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