素晴らしい景色に少し靄がかかるのを前にしたら、神話の世界に迷い込んでしまったんじゃないかと思ってしまう。
リジューから数キロのところにある、ピエールフィット・アン・オージュ Pierrefitte-en-Auge。
オーベルジュ・デ・ドゥートノー Auberge des Deux Tonneaux は、カメラマンのエルベ・アミヤールが舵を握る。
雰囲気といったら、グルメなコマーシャルを見ているようだった。
分厚いブランケットに、ゲール系の音楽、ダーツの掛かったお手洗いのドア、そして暖炉の炎。
黒板に書かれた料理を目にするだけで、誠実で気前のいい料理が早くも想像できる。
内蔵料理やブーダンのりんご添え、シードルの風味のすね肉、カマンベールやときにはハギスのポタージュ。前もって予約しておいたら、4人前で69ユーロの鶏のロティーが頂ける。
ワインの種類は控えめだが、シードルはエドワード・マクレーンを始め、多種選べた。
感動を更に深めたいなら、すぐ隣りにあるシャンブル・ドット、ラ・フェルム・ド・レグリーズ La Ferme de l’Eglise に一晩とることがおすすめだ。
Auberge des Deux Tonneaux
T. 02 31 64 09 31
www.aubergedesdeuxtonneaux-majorwells.blogspot.com
La Ferme de l’Eglise
T. 02 31 65 68 00
コメント