パリのフォーシーズンズ、ジョルジュサンクの料理長後継者について、いろいろと噂が飛び交ったけれど、エリック・ブリファーが、フィリップ・ルジョンドルの後に入る話が強剛のようだ。
ジャスマン時代のジョエル・ロブションやマルク・ムノーに習い、1993年にはフランス最優秀職人 MOF にも選出され、アラン・デュカスからつまみ出されるまでは、プラザアテネの厨房の舵も取った。その後はパリのエリゼ・ドゥ・ヴェルネで活躍している。ずっと2つ星で、一時は訳なく1つ星に降格したけど、その後すぐに、また訳なく2つ星に昇格していた。
正式な任命は後日発表。
今回の決定は、控えめなこのシェフにとって思わぬ幸運だったことだろう。
彼は、すばらしい技術を持ち、日本を始め世界中の風味を取り入れていた料理を創作する。きっとこの例外的な環境下で、3つ星にも近いその才能を発揮できることを、たいそう喜んでいるに違いない。
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