ここ毎晩フーディングディナーの準備に明け暮れている。
12月1日から5日まで開催される、フーディング週間に乗っ取って、僕が厨房に立つことになった。小さなレストランで、5晩に渡って20人分の夕食を作るというわけ。東京にあるドミニク・コルビシェフのレストラン「オー・シージエム・サンス」で働いているアナザワ・ミホ氏がデザートの助っ人につくが、正直、どうなるもんだか怖い気もする。
今のところ、献立はこうだ。
カボチャのクリームスープ、バニラとショウガ風味
鶏のロティー、ナント産のマッシュサラダ付き
マカロン、マルサラ酒のサバイヨン添え
ハーブティーを飲んだらベットに直行
ミシェル・シャポーティエのワインがその夜はサービスされる。そんなわけで、彼がつくるエミルタージュの赤が何本か試飲用に送られてきた。この週末に試す予定。僕的にはコンドリューの方が合うじゃないかとも思ったが、客が文句を出しかねない。
毎日、フーディングチームのマリンと電話で話し合って当日の計画を進めている。
マッシュサラダの配達日程、ナプキンにテープルクロス、グリルするためのオーブン、グラス、タイミング等々、かなり楽しい。
でも昨夜、ありがちだけれど嫌な夢を見た。
ガス台の前でコンロが動かない中、途方に暮れている自分。
Photo/F.Simon
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