3月頭に発売予定のミシュラン2008年版。
新しく星が付くレストランの数については、そう身構えるほどのこともないだろうが、降格処分をくらうレストランの数については注目できるかもしれない。
現在確かなのは、「アトリエ・ジョエル・ロブション」に2つ目の星が付くことだ。
パリ7区、モンタルベール通りにあるこのレストランは、オリジナリティーのあるレストランとして、初めての2つ星と言える。日本式とスペイン式のレストランを混ぜ合わせたような、テーブルクロスのないカウンターでのサービスと、食材のよさを最大限に尊重した料理がこの店の特徴だ。
この2つ星は、僕らの世紀に(かなりゆっくりではあるけれど)仲間入りするために、この著名ガイドブックが行った称賛たる努力の結果とも言えよう。
次回は、3つ星についての情報を公開予定。
毎度のことだが、目に見えていたのに、様々な噂に邪魔されて隠れてしまっていたレストランの降格に驚かされるかもしれない。
(去年は、フランソワ・ロボットのフランス・ソワール紙が1番だったが)10年以来、誰よりも先にミシュラン情報を手に入れ、誰よりも早くフィガロ紙へその情報を公開してきた。
でも今回はそう焦らずにすすめたい。
なぜなら、この執務はかなり危険な仕事になってしまったからだ。
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