ヴェネティアの街で、嬉しそうな顔で歩いている人とすれ違っても、必ずしもピノ財団美術館から出てきた人とは限らない。この神秘的アペリティフ(白ワインと炭酸水とカンパリのカクテル)を飲んだ後かも知れないのだから。
それは、アカデミアからほど近い「カンチオーネ・ジア・シアヴィ」の雑踏の中で堪能できる。ここはご機嫌なワイン屋で、フラゴリノ(イチゴ味のワイン!)の状態でもワインを味わえてしまう。
この店を出た後は、大抵、街が極端に陽気に見えてくるに違いない。
Cantinone Gia Schiavi
Dorsoduro 922, San Trovaso
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Photos/F.Simon
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