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2007年3 月22日 (木)

コメント

幸弘

フランス人が日本料理を食って何年?日本の何を知ってるの?って思うよ。

30年前に、グランヴェーフルの元料理長レイモン・オリヴェが"西洋料理食卓史”で、さんざん日本料理の欠点を書き綴っていたけど、日本食に関する資料の無いミシュランは、そりゃ随分と参考になったと思うよ。
そんな状況下にMOFをもらっちまった辻静雄(故人)やホテルオークラの小野正吉(故人)等が自国の料理を「そっちのけ」でフランス料理最高とか言ってたのだから、原因は小心者で本音を言えないバカな日本人にもある。嫌、先代の日本の料理人達が馬鹿すぎたとしか思えない。未だにそうだが、伝えに行ってる料理人は皆無で、学びに行ってるだけ。
中国人を見習えと言いたいよ。
日本料理を知らない日本人が「すし」を流行らせ、それを日本料理と言うフランス人には罪はないだろう。


ただし、
レイモンド・オリヴェなんぞ口の中がバターで膜を貼るようなソースしか作れない男に、“出汁”という観念があるのかも疑問。日本に2回しか来たことのない男の批評が料理番組や本を通じてフランス全土に広がったわけだ。

スタッドレス技術の無いミシュランが、ブリジストンを批判するような滑稽な姿に似てるね。
しょせんはミジュランという企業の評価であって、フランス国民がそう思ってるとは思えない。

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