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ラディソンSAS ホテル。前もって予約しておくべきだが、理想的な滞在が楽しめる。特に、昔から雰囲気が変わらない、６０６号室は、１年単位で賃貸されている。機会があれば、室内が見れる。他の部屋も、使える上に、驚異なほど華麗なものばかり。アルヌ・ジャコブセンが、飛行機会社のSAS支援のもとに、１９６０年に作り上げた、歴史上のホテルである。
肘掛椅子や、ドアの取っ手、カトラリーも、ジャコブセンがデザインしたものだ。
Radisson SAS Hotel
Hammerichsgade 1
Tel : +45 38 15 65 00
145ユーロ～
Photos / F.Simon
地区別に、各人が自分のお気に入りレストランの名をあげる。誠実でトゥールーズを代表できるものばかりだ。今回、その他の店は見落とされた。
「ル・ティール・ブッション」。近郊で作られたいいワインが並び、それらの瓶は簡単に空いていく。気軽でいいレストランは、メニューが１２ユーロから。
また、このレストランについても話題にあげろと、袖をひっぱられたのが、「ル・ボン・ヴィーヴル」。
ピザとティラミスなら、「ラ・ピッザ・モンジェリ」。
期待の若いシェフが好評な「Le PY-R」。
メイクアップした伝統料理「ラ・ブレジエール」。
Le Tire Bouchon
23, place Dupuy
Tel : 05 61 63 49 01
Le Bon Vivre
15bis, place Wilson - 31000 Toulouse
Tel : 05 61 23 07 17
La Pizza Mongelli
6 Impasse Max Baylac - 31170 Tournefeuille
Tel : 05 62 48 91 04
Le PY-R
19 rue des Paradoux
Tel : 05 61 25 51 52
La Braisière
42, rue Pharaon - 31000 Toulouse
Tel : 05 61 52 37 13
Photos / F.Simon
デュサンドル出版から発売された、美味な小冊子「Callcut, boire pour se souvenir」の著者、クリスチャン・オーティエ Christian Authier と、ラ・ロティスリー・デ・キャルムでのディナー。
安価でいいワインが並ぶカーヴを持った、地元のいいレストラン。レストランの玄関口を完全に塞がないと、カーヴへ入れないため、少し監禁された気分にもなったが。
解放感のある独学の料理は、テーマをダイレクトに語っていた。大えびのにんにく風、子牛のもも肉、シャルロット風ポテト、バザス産の牛肉。とにかく、基盤があってシンプルな料理。
La Rôtisserie des Carmes
11, place des Carmes
Tel : 05 61 53 34 88
Photos / F.Simon
トゥールーズという町を、カウンセラーの長いすに横たわらせ、どうしていいレストランに縁がないのか、を話し出させる必要があった。そして、実際に長いすへ腰掛けたトゥールーズには、心動かされた。
そのわけはこうだ。クリスチャン・コンスタンの出現で、この地方に存在するレストランに、活気がついた。ここでも数件紹介する。
「ミシェル・サラン」。
文句のつけようがない完璧な技術で、細かく親愛できる料理は、しっかりと直立している。量はけちけちしているものの、このバターでコンフィされた舌平目（４９ユーロ）や、デザートの、軽いムースが添えられた、白いんげん豆のアリコ・タルベなど、いい出来栄えだった。
メニューが４５ユーロから。アラカルトで約９０ユーロ。
ここ「サラン」には、素晴らしい食事相手、オミア・バルベィ・ドーヴィリーを連れて行った。アンドレ・プットマンデザインのナイフが６つ入ったコフレを、買おうかと真剣に迷ったが、僕には少し高すぎた。３００ユーロ。
Michel Sarran
21, boulevard Armand-Duportal - 31000 Toulouse
Tel : 06 61 12 32 32
Photos / F.Simon
１週間前、トゥールーズのブラッスリー「ビボン」が、ティエリー・オルダック Thierry Oldak とクリスチャン・コンスタンChristian Constant の手によって、再オープンした。１６０万ユーロをつぎ込んだ両人は、２５０㎡の敷地内に、中８０席、テラス席４０席、２０席の個室を設けた。ブラッスリーは、無休で朝の８時から深夜まで営業。象徴的な料理がならぶメニューは予見できた。
Bibent
5, place du Capitol - 31000 Toulouse
Tel. : 05 61 23 97 36
Photos / F.Simon
１９時
シェフス
東京の食べ物を、寿司、そば、うどん、と決め付けてしまってはいけない。この街では何でも食べれて、とくに、韓国料理、イタリア料理、タイ料理、そしてもちろん中華料理に人気がある。その中で、２件をご紹介。
１件目は、おなかいっぱい食べて、１人１０８０円という、安い中華料理店、「紅虎」。
しかしもっといいのは、新宿にある、「シェフス」。卵とトマトの炒め物、たこ料理等。シンプルだが、すごくうまい。一人約８０００円。
紅虎
東京都千代田区丸の内３－８－３ ２階
電話 ０３－５２１９－１６１１
シェフス
東京都新宿区新宿１－２４－１ 藤和ハイタウン１階
電話 ０３－３３５２－９３５０
Photos / F.Simon
Let it Rock
もし、パンクロック調の居酒屋をお探しなら、ここがおすすめだ。焼き鳥、野菜の煮込み等、外れのない小皿料理が、執拗にも、日本酒をがぶがぶやりながら頂ける。APC風な東京が味わえる。一人約２０００円
かなり神経のたった音楽だが、極度ではない。ヨーロッパの古いノスタルジーにはまるが、ここはタバコの煙がすごかった。
Let it Rock
駒沢通りと山手通りの間。
店に電話をかけてから向かうべき。０３－５４５９－３４３１
Photos / F.Simon
１３時 ランチ
美術館を訪問中以外は、日本人をまねて、軽くて早いランチがおすすめ。そばは、大食家が音を立ててものを口に運ぶようなやり方で味わう。じゅるじゅるっ。
資生堂の社長、福原氏も通う本物のそば屋は、ここ。嵐の前の静けさ。
銀座そば所よしだ
東京都中央区銀座７－７－８
電話 ０３－３５７１－０５２６
Photo / F.Simon
１１時 庭園にて
温和な支えと松葉杖のおかげでなんとか立ってる、弱々しい３００年物の松の木を前に、見事な静寂感。お弁当を持参するべきだが、上野公園の中でも、たいしたことはないが、食べれなくもない食事が、宮中で頂ける。
浜離宮
東京都中央区１－１
開園 ９時～１７時（閉門１６時半）
入園料 ３００円
Photos / F.Simon
