フランス各地を散策。ジェームス・サルテーの小説を思わせる。
小さな街道。
7月14日。
クーロンビエ Coulombiers に見つけた小さな宿。
「ル・サントル・ポワトゥー Le Centre-Poitou 」といった。
村が祭りの準備をしている間、僕ら2人はテラス席に腰を下ろす。
小さな野菜が添えられた鱈には、オレンジジュースがベースのソース。その完璧な料理に、僕らは意表をつかれた。
Le Centre-Poitou
86600 Coulombiers
T. 05 49 60 90 15
次に心打たれた店は、コリオール Collioure にある「オー・サンキエム・ペシェ au Cinquième Péché」。新鮮なマサシ・イイジマシェフの、インスピレーションを受けた、片意地のはらない料理が頂ける。
地中海産魚カルパッチョ、ジンジャーソース添え。マグロのフォレとフォアグラにカタラーニュソース、キャラメリゼした紫アーティチョーク添え等。
コース料理が15ユーロから。ディナーは34ユーロと50ユーロに充実したワインメニュー。
Au Cinquième Péché
18, rue de la Fraternité
66190 Collioure
T. 04 68 98 09 76
お勧めレストランをもう2件。
ジャン=マリー・パトルゥイ Jean-Marie Patrouix が厨房に立つ「ラ・リトリン La Littorine」。そしてコリオールの小さな道に面する「ラ・カーサ・レオン La Casa Leon」では素晴らしく新鮮な魚料理が頂ける。海に面するテーブル席は避けた方がいいだろう。通りすがりの人たちを熱狂させるだけだ。
そんなリスクを避けたかったら、「ル・ソル・エ・モワ Le Sol e Moi」のテラス席がお勧め。日没には最適だが、それを除いたら大したことはない。
La Littorine
Hotel des Elmes
Plage des Elmes
66650 Banyuls-sur-Mer
T. 04 68 88 03 12
La Casa Leon
2, rue Riere
66190 Collioure
T. 04 68 82 10 74
Photo/F.Simon オー・サンキエム・ペシェにて