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ダマスのスーク、アルハマイダにて。今流行りのアイスクリーム屋の近所、５４番地にあるこのアイスクリーム屋は、ちょっと控えめだれけど、味はずっといい。その差は、パリのアマリノ Amarino とグロム Grom くらいある。
この小さな宝石は、なめらかで少し黄灰色。中には、胡蝶蘭の球根、樹脂、濃厚なクリーム、バラの香りの水と、もちろんピスタチオが入っていた。
近所の人たちに交じって、このすごいスペシャリティーを味わう。1,5ドルの Bilkashta がおすすめだ。
日常生活の一場面。
まだ幼い妻が産んだだろう赤ん坊を連れた年配の既婚者たち。
Photo/F.Simon
かなりほっとしたことは、スークで、こちらの邪魔をしに向かってくる奴がいなかったことだ。
この一週間でたったの一度だけ、チューインガム売りのガキにつつかれたくらいで、そのガキも、すぐに大人がやってきたかと思うと、ひどく叱りつけられていた。
だから、スーク訪問は幸福そのものだった。
カラフルな発酵飲料やさまざまな匂い、目移りし続ける視線を存分に味わった。
男達の視線は正直でダイレクト、控えめだけれど堂々としている。上っ面さがなく、心の中をあさられているかのようだった。
女達の視線は、わかりにくい。なんといってもスカーフで覆面しているからね。しかし、たまに女性の視線を目にするときには、こちらが震え上がってしまう。
スカーフの中に隠された視線は、あからさまな視線よりも強いと言うのか。
Photos/F.Simon
今回の旅行は、僕がずいぶん前から待ちこがれていたいたものだった。
いつから待っていたか、ってことだって覚えている。
フルヴィオ・ピエランジェリーニの家でのディナーだった。究極の鳩料理をを仕上げた彼が、その料理にあてた名前は「まだしてない旅行から帰国した後の鳩料理」。
食事の最後に、それがどの国を指しているのかを彼に聞いた。
シリア。
その一件から、かれこれもう５年になる。この旅への願望は、僕の頭の中や心の中に常時浸っていたものだ。
初日の夜は、タリスマンホテルに到着。ダマスでも筆頭のホテルに違いない。
アンティークな美しいホテルには、パティオ、陶磁器、大理石、セピア色の雰囲気、夜の薄明かり、そして永遠なる鞭打ちの刑の色をした高カロリー朝食。
一泊朝食つきで１９０ドル。
いい気候だが、けだるい熱気は３０度にもあがった。
Talisman Hotel
T. +963.11 541 53 79
www.talismanhotels.com
Photo/F.Simon
La Pâtisserie des Rêves
93 rue du Bac - 75007 Paris
T. 01 42 84 00 82
Map
Kiyomizu
4, Rue Saint-Philippe du Roule - 75008 Paris
T. 01 45 63 08 07
Map
Rosalito
2, rue René Boulanger - 75010 Paris
T. 01 42 03 30 16
Map
By F.Simon
Les Enfants Terribles
8, rue Lord Byron - 75008 Paris
T. 01 53 89 90 91
土昼・日休
Map
パリ８区のレストラン
By F.Simon
天気予報とは裏腹の雨。
必死でペダルをこいだのに遅すぎて、家に着いたころには、ベロア製の上着が豪華な雑巾になっていた。
にも関わらず、上機嫌だったのは、「ラ・クレムリー」で、Burrata が僕を待っていたからだ。
少ない席数に大量のワイン。まさに僕の隠れ家。
店を出たときには、また違う雨が降り出していた。
La Crèmerie
9, rue des Quatre Vents - 75006 Paris
T. 01 43 54 99 30
Map
パリ６区のレストラン
Photo/F.Simon
なんと！ジェラシーをかってしまうだろうから、もうそこそこにしといた方がイイかもね。
サイモンセイズ！の英語版で活発に更新している、ジョー・レイが、アメリカのトラベル・ライターズで、かの「Lowell Thomas Travel Journalist of the year 」を受賞した。
これには、僕らも本当に感激した。彼を友人にもったことを誇りに思うし、このブログのアバンチュールを一緒に分かち合えることがほんとうに運良く思えた。
言葉がお分かりの方のために、彼の世界への入り口リンク：
Heart of The Hills - Valparaiso
Sampling the Motherland – Sicily
Loving Lisbon
Desert Rules – The Algerian Sahara
Some Tips to Help Make Your Dollars Stretch in Europe
The Road goes Ever On – Patagonia’s Route 40
The Centurion Menu – Santi Santamaria & Carme Ruscalleda
In Lyon, old food styles and new exist happily side by side - Photo gallery
By F.Simon
