ディーンストリートにある、この著名な店が再オープンした際、鍵となったのは、ジェレミー・リーだった。見事な料理がさらにエネルギッシュになっただけでなく、軽快に地元の食材を使うことによって、イギリス本土への回帰を呼び起こさせた。例えば、このスモークうなぎのサンドウィッチ。その微妙な酸味が何とも言えず、最高にうまかった。同様、羊のもも肉、本日のパイ、鴨のプルーン煮。リーは、クレソン、タマネギ、少しの酸味、ごぼう等、あくの強い食材とその配合の成功率で、コントラストを楽しんでいる。
客は、みんなうれしそうで、それを大きく表現してもいた。
Quo Vadis
26-29 Dean Street
Soho
London W1D 3LL
Tel : 020.7437.9585
約40ポンド
Photos/F.Simon